2006年 07月 15日
最初に目指したのは、イングランド北東部にある町、ヨーク。 まず、地下鉄を乗り継いで、キングスクロス駅へ。ハリーポッターでも登場するこの駅は、主に英国東北部とスコットランドへ行く起点となる駅である。 改札で、ブリティッシュレイルパスに利用開始日を記入してもらい、いざお目当ての列車に乗車する。乗ったのは、スコットランド行きの急行列車、コンパートメントではなくて、普通の座席だった。売店で、昼食用にサンドイッチとジュースを買って、車内で食べたけど、全然美味しくなかった。 2時間で、ヨークに到着。 初めての現地のホテル探しは駅のInformationを頼るというへたれな方法だった。駅のTourist Informaiontで希望の金額などを伝えて、ヨーク市内のB&Bを予約してもらった。 結構簡単だったので、しばらくこの方法でいくことにした。 地図を渡され向かったB&Bは本当に普通のお家だった。事前に電話してあってので、ベルを鳴らすとすぐに奥さんがでてきてくれた。自宅兼用で、部屋は3部屋ぐらいあるんだろう。こじんまりとした、キレイなお宅だった。 さっそく、ヨーク市内を探索した。 ヨークは城壁に囲まれた歴史ある街。中世には羊毛の取引でにぎわったみたい。 一番の観光スポットといえば、ヨークミンスター。初めて訪れた観光地でこんなすごい大聖堂に出会えたわけだから僕は幸せものだと思う。 大聖堂の内部にはとても素晴らしいステンドグラスに出会えた。色とりどりの光の芸術。特にバラのステンドが印象に残っている。あのときの感動は今でも忘れられない。それ以来、海外では必ずその地の教会、大聖堂には入るように心がけている。 初めての観光地だけあって、街中のありとあらゆるものを歩いて、つぶさに見て回った。いろんな博物館にも入ってみた。 鉄道博物館、からくり博物館、ヴァイキングセンター・・今だったらあんまり行きそうに無いところだけど、好奇心が旺盛だった。 楽しい思い出のヨークだった。 ![]() 2006年 07月 08日
以下の記録は非常に昔の話ですが、結構忠実です。 若いときの話なので、内容や写真は非常に幼稚だったりしますが、ご了承ください。 1993年夏。 いつもとは違う夏にしたかった。 ダラダラした大学生活。3回生ともなれば、そのぐうたら度合いといったら半端なものではなかった。サークルの先輩が1年間大学を休学して、カナダへワーキングホリデーに行って、その後ヨーロッパを旅してシベリア鉄道に乗って帰ってきた。なんだかとても立派に、かっこよく見えた。 「僕も一人で旅してみよう」と思ったのは、この時だった。 実は、海外旅行なんてしたことがなかった。興味はあったけど、行きたいなんて思ったこともなかった。 まず、目的地。漠然とヨーロッパにしようと思った。観光名所も多少は知っているし、きれいな国だし、治安も比較的いいだろうと。学校帰りにHISの梅田支店に行って、ヨーロッパ行きのチケットを予約した。出発は前期テストが終わってすぐ、帰国は8月末。約40日間の旅。とりあえず、最初は英語圏がよいだろうと行きはロンドン着に、帰りはパリ発にした。航空チケットと一緒に一週間有効のブリティッシュレイルパスと1ヶ月有効のユーレイルパスを買った。これで期間中は列車に乗り放題というわけだ。 80Lのバックパックを買って、荷物もそろえた。国際学生書も作ってもらった。 当時は関西空港はなかったので、伊丹空港から成田へ、そこから国際線に乗り換えた。 エコノミー座席はとても狭かったが、ヨーロッパを旅するんだと思うと優雅な気持ちになれた。 11時間後に無事ロンドン・ヒースロー空港に到着。初めての入国審査では、いじわるそうな入国審査官が英語でいろいろと質問してくる。「何日滞在するの?」「どこに泊まるの?」「入国の目的は?」などなど。 ほとんど英語なんてしゃべったことない僕が、いきなり受けた質問攻撃。なんとかクリアーできたけど、この一件にちょっと自信をなくしてしまった。「これでこれから40日も大丈夫なのか」って。 初日は日本から予約しておいた近くのホテルで宿泊。 翌日、まずはヨークに向かうことにした。旅のルートとしては、東側を通って、スコットランドまで行って、帰りは西側を通ってロンドンに戻ってくるという行程を考えた。そうすると、ヨークはスコットランドに行く途中で寄るにはちょうど良い距離だった。しかも、ヨークは歴史的な街で、すごい大聖堂があるという。是非行ってみたい。トーマスクックの時刻表で出発時間をチェックして、午後2時に到着する列車に乗ることにする。 ただ、出発までに時間があったので、セントポール大聖堂に寄ることにした。大きなバックパックを持ったまま、地下鉄を乗り継いで、セントポール大聖堂へ。 ダイアナ妃が結婚式を挙げたロンドンでも大きな大聖堂。中はとても広くて、荘厳な雰囲気に満たされていた。地球の歩き方によれば、この大聖堂の屋上に登ると、ロンドン市内が一望できるという。早速上がってみることにした。しかも、大きなバックパックを背負ったまま。 12キロはあるバックパックを背負って、狭い階段を登るのはかなりきつい筈だったが、このことはとても若くて、体力があった。なによりも好奇心旺盛だった。 屋上からはテムズ川とロンドン市内が見渡せた。はじめて見るロンドン。これが僕の旅の始まりだった。 ![]() < 前のページ次のページ >
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